月別 アーカイブ

HOME > 院長コラム > 心とストレス > 首懲り、自律神経とストレス

院長コラム

< 自律神経と腹部膨満感  |  一覧へ戻る  |  不妊治療の鍼灸治療 >

首懲り、自律神経とストレス

 

今はパソコンやスマホの時代

首の凝りや肩の凝りを訴える方は多いです

首は自律神経と密接にかかわっています

頸椎は7番までありますが、それぞれにかかわっている場所が変わります

〇頸椎1番は脳の活動との関連が強い

脳や目、糖尿病、不眠などにもかかわっていると言われています

ストレスによる食欲減退、胃の痛み、過食など

緩めることで症状が改善するケースもあります
 

〇頸椎2番 脳からの血液循環を司る、首の筋肉の動きを統括
 頭痛や自律神経の乱れはここをチェックします

 

〇頸椎3番 迷走神経の中枢、内臓や甲状腺に関連します
迷走神経は、脳神経の1つ、脳幹から腹部までを通ります
鼻や肺などにも関与

〇頸椎4番 横隔膜との関連が強く、感情の乱れで張りが強くなります
 

〇頸椎5番 平衡感覚に関与、めまい、難聴、メニエール病の方には
ここのずれが多いです
 

〇頸椎6番 呼吸器や迷走神経に関与 喘息時には緊張します
喘息時には、背中と首を緩めることで、喘息発作が軽減します
 

○頸椎7番 血管と関与 血管をコントロールしていると言われています
高血圧、低血圧、リンパやむくみにも
 

自律神経の乱れや弱さがある方は首の緊張が強いです
頭痛も起こしやすいです

そしてストレスが一番出やすい部分
 

心の声をきちんと聞くこと、気がつくことも大切

自分では、ストレスフリーと思っても、以外と頑張りすぎているかも

 

首の周りの筋肉は自律神経支配の筋肉もあるので、幾ら治療をしてもすっきり治らないことがあります

心のケアと体のケアの両方のアプローチですっきり改善するケースも

頑張りすぎないことが大切です

 


カテゴリ:

< 自律神経と腹部膨満感  |  一覧へ戻る  |  不妊治療の鍼灸治療 >

同じカテゴリの記事

2017/10/10心とストレス

花粉症、喘息、アトピー、皮膚の痒み

東洋医学は、体全体を一つとして診ます 花粉症、喘息、皮膚の痒み、アトピーなどの症状は 一つ肺、大腸経の低下 そして、内因、外因(心の原因、環境の原因)がどこにあるのか 脈や体から出てい…


2017/09/22心とストレス

言葉の意味

慶が亡くなってから2ヶ月 未だにというか、毎日慶の分骨したものをキーホルダーに入れて持っています 愛情、信頼 あっ~人はこれほどまで大切に思えるってあるんだなと思いました 今日は体についてではなく、心…


2017/07/20心とストレス

悲しみ憂いは肺を傷つける

慶が亡くなってから4日 昨日は開業してから初めて 風邪を引いて午後からおやすみいただきました 悲しみ憂い肺、大腸経絡を傷つける まさに‼喉の痛みで、、 今年の1月に慶の心臓病がわかり夜中に咳が酷くなる…


2017/06/12心とストレス

スマホに首懲り、肩こり、不調に注意

自律神経失調症やパニック障害など 最近増えてきました 私はずっと自律神経など治療をして思うのですが 脳疲労や脳が過敏になるために起こりやすくなっているように感じています 電車の車内を見ても、今や携帯、…


2017/03/19心とストレス

冷え症はうつ、不眠症、不妊、更年期など病気になり…

体が冷えていると行動的になれませんね 様々な症状はストレスからおこります 過度なストレスは、心に負担がかかると 副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます こういったストレス反応が血管を収縮、血…


このページのトップへ