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子供の低体温 高体温・・生活習慣を見直して

近ごろ、保育園や幼稚園への登園後、遊ばずにじっとしている子や

集中力に欠け、落ち着きがない子、すぐにカーッとなる子が目に

つくようになりました


これはあるデータですが・・保育園に登園してきた5歳児の体温を測ってみたら36℃未満の低体温の子、そして37.5℃近い高体温の子どもが増えていたのです。

調査によると、約3割の子どもが、低体温、高体温であることがわかりました

また人の体温は朝低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動をくり返し


その変動幅は1℃以内が普通とされていますが、朝の2時間だけで1℃以上変動する子が12%近くいました。それとは逆に変動のない子も7.2%いました。

体温調節がうまくできないのは、自律神経の働きがうまく機能していないからではないかと考え、子どもたちの生活実態を調査してみました。すると、こんな生活習慣の乱れと睡眠リズムのずれが主な共通点として見られました。

・運動不足
・遅寝・睡眠不足
・朝食の欠食または不充分(排便のなさ)
・エアコンを使いすぎる環境・テレビ・ビデオ視聴やゲーム時間の増加

生活リズムの乱れは、子どもたちの体を壊し、それが心の問題にまで影響しているのでしょう

生活のリズムが悪いと、それまで反射的に行われてきた体温調節ができにくくなっているものと思われます


起床、食事に始まり、活動(あそび・勉強など)、休憩、就寝にいたる生活行動を

私たちは毎日、周期的に行っており、そのリズムを生活リズムと呼んでいます
生活リズムの乱れは、低体温の重要な原因と考えられます。
1日の生活リズムは睡眠・食事・運動の3つのサイクルで構成されていて

これらのうちの1つでも正常でない形になると生活リズムが乱れてしまいます

自律神経をきたえ、低体温などの体温異常から脱け出すには、次のようなことを心がけ、生活リズムを正常な姿にしていくことがポイントとなります。

 体温がピークになる午後3時~5時には努めて体を動かす。
 夕食をしっかり食べて、夜9時頃までには寝る。
 朝7時前には起きて朝食をとり、排便をする。


昔はそうでした・・やはり昔の子育てがいいんですね



※ 運動については、低年齢の子供たちの場合、午前中のあそびだけでも生活のリズムは整いますが、年中児以降の場合、お昼には体力が回復するので、体温がピークになる午後3時~5時には努めて体を動かすことが有効になってきます。


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