院長コラム

喘息・・しっかり治すと発作がおきなくなりますい

この時期喘息の方が増えます
喘息は気管支が急激に収縮してのどの気道が狭くなり
呼吸が苦しくなり呼吸するたびにヒューっと音がする病気
アレルギーが関与する場合もあります
アレルギー型、感染型、混合型の3タイプがあります
 
アレルギー型は、気道が炎症を起こしやすい状態の時に
ハウスダストや煙、冷気、気圧の変動が起こり反応して発作を起こします
感染型の喘息は風邪などが引き金で起こるタイプ
両方が起因でなるタイプがあります
 
特に発作は気温の変化が強くなる時期に起こしやすくなります
乾燥した時期も空気が咽頭の粘膜を傷つけやすくなり発作が起こりやすくなります

薬は咳を抑え込みます
東洋医学は根本的な改善・・・喘息が起きない体を作ります
「肺」の経絡は気を収める「腎」の経絡との連携がスムーズに行われなくなると
呼吸が乱れて苦しくなってしまいます
「肺」の状態がよくなくなる原因の1つは湿気
湿度が高くなり体の中にいらない水分が溜まります
いらない水分は湿邪です
体の水分代謝は肺・腎・脾経の協力関係が必要
この働きが低下すると水分代謝がうまくできず痰ができやすくなります
生じた痰が肺に上がって喘息を起こすといわれています
 
今年は梅雨も長く、暑い日が続きました
暑いので、冷たいものを取りやすくなります
冷たいものと湿気で水分代謝がうまくいかなくなり
またエアコンで冷える・・・喘息が起こりやすくなっています
 
体の水分代謝をあげることが大切です
 
鍼灸やインディバで水分代謝をUPさせて
来年は喘息の起きない体を作りましょう
 
まだ発作は起きてないから大丈夫と安心しないでくださいね
 
引き金になる因子があると今年は症状が悪化することも
 
ケアは今から・・・

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