院長コラム

50代からの衰え

東洋医学では、50代に入ると肝気が衰え始め、目がぼんやりかすみ始めるという
事が言われています

この肝経は、肝臓と同じように解毒代謝に関わります
また血液量の調整、筋肉や目、爪にも関わっています

肝気のエネルギーが低下すると

目がかすむ、乾くなど不調がでます
爪割れる、凹みできる
筋肉のひきつり、全身が乾燥して痒いなど
髪の毛乾燥してきます

ちょっとした変化ですが、老化が進んできているということです

肝は他にも大切な機能があり、腎で蓄えたエネルギー(体の根本のエネルギー)
や脾(飲食から得たエネルギー)の流れを司っています

分かりやすく西洋医学に例えると
自律神経をコントロールして精神の安定を助ける働きがあります

50代は特にストレスのかかる年代だと思います

子育て、仕事、親など
自律神経の乱れが起きやすい状況

自律神経の乱れといっても若い頃とは違い
怒りよりもうつうつとした感じや落ち込みが強く出たりします

体のケアを定期的にすることで老化の速度を抑えられます

ケアをして元気にエイジングレスで行きましょう


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